飲めない水を飲める水に変えられる!浄水器はSEAGULL Ⅳ

飲めない水を飲める水に変える浄水器です。少しでも体に安全な水を、と思ってSEAGULL Ⅳをつけました。そしてなによりも、災害時には泥水だって飲み水に変えてくれます。断水時の心強い味方になるでしょう。

製品

  • ブランド :SEAGULL Ⅳ(シーガルフォー)
  • 製品   :アンダーシンク浄水システム
  • 型番   :X2-GA01
  • カートリッジ:RS-2SGH
  • 購入価格 :227,500円

今はrenewalして型番などは少し変わっています。

選んだ理由

浄水機能

むかーし、通販生活のピカイチ辞典に掲載されていたのをよく見ていました。料理の鉄人で使われたことでも有名になりましたね。そのうち実家でも据え置きタイプのSEAGULL Ⅳを使い出すようになり、もともと馴染みがありました。

メーカーのサイトをみていただいたらよいですが、とにかく浄水機能が優秀です。

浄水の方法としては

・まず、径0.1μmほどの孔に通すことで、それ以上のサイズの細菌や寄生虫、カビなどを除去します。

・次に、トリハロメタンや塩素を吸着。

・最後に、荷電によって、吸着した物質を固着し、さらに極小粒子やウイルスなども吸着するようです。

・一方、有益なミネラルなどは吸着しないようにできています。

 ⬇️これは説明書からの引用です。

ただ、これはアメリカの会社が作った「飲めない水を飲めるようにする」浄水器です。世界中で、水道水が飲める国はごくわずかですから。水道水が飲める日本ではオーバースペックなのかもしれませんね。

といっても、有害物質が見えないものだけに安心感があります。子供が口に入れるものだから、とか、毎日毎日口に入れるものだから、とか言い訳しながら、せっかくなので満足できるものを設置してみました。

ビルトインタイプ

据え置きタイプだと水回りがごちゃごちゃして掃除が大変です。

特に、浄水器の下に水がついてカビが生えるのが容易に想像できます。。毎日乾拭きできたらいいのでしょうが、そんな暇はありません。

お風呂もそうですが、水回りはなるべく物を少なくするのが第一!と思って家づくりを考えました。。

なので、浄水器はビルトインと決めていました。もちろん、見た目もその方がスッキリしてよかったです。

シンク下はこのようになっています。

右側の黄色く囲んだところに設置されています。ちなみに左のタンクは食洗機の洗剤です。

⬇️拡大したのがこちらです。

かなり省スペースで済みますね。

世界的に流通

これだけ世界的に販路を拡大して広く流通しているだけに、モデルチェンジをしてカートリッジの販売が終了する、既存のシステムと適合しなくなる、という事態はそうそう考えられません

つまり、ずっと使い続けられる、ということです。実際、すでに数十年変わらず続いてますもんね。

日本のメーカーでは、家庭用の家電や玩具など超短期間でモデルチェンジをしてしまい、修理すれば治るのに部品が販売終了したために買い換えないといけない、ということがよくあります。流石にビルトイン=長期使用ということが前提なので、そうそうカートリッジが販売終了になることはないと思いたいですが・・・

災害時に使える

上で「飲めない水を飲めるようにする」オーバースペックな浄水、と書きましたが、それが災害時には真価を発揮します。

つまり、断水となったとき、雨水や川の水、風呂の水などを飲用水に変えることができるのです。専用のキットが販売されており、⬇️のようにポンプを使って手動で浄水器に水を送り込めるようになります。

シーガルフォーのサイトより引用

むかーし、そのピカイチ辞典か何かで、軍が戦地でこれを使って泥水を飲用水に浄水している、というようなことを読んで驚いた記憶があります(かなりあやふやな記憶ですが・・・)。

携帯型もあるみたいですが、こういうようにいつも使用しているものを災害対策用に使えるというのが無駄がなくてとってもいいですね。

最近自然災害が増えてきていますし、ぜひ我が家にもポンプを置いておきたいなと思っています。

⬇️これは据え置きタイプに対応したポンプです。

水勢

水勢は気持ちいいくらい十分あります。

大きいカートリッジを使っていることもありますが、小さいカートリッジでも十分の水量です。

これは日々使う中で気になる点ですよね。 

カートリッジの交換

一般的な家庭用サイズのRS-1SGでは通常3,800L処理できます。1日10L使うと約1年ですね。

それより早く水量が落ちてきてしまった場合は、水圧や水質などの使用環境により目詰まりを起こしていることが考えられますので、カートリッジの交換が必要です。

つまり、交換時期としては、1年に1回もしくは水量が落ちた時、となります。

えだまめは大きいサイズを使っているので、総濾過水量は倍の7,600Lです。

値段も高くなりますが、濾過流量が小さいカートリッジより多くなりますので、水勢のよさにも繋がります。

おいしい

とてもまろやかで美味しいです。臭みなどは一切ありません。

でも、飲み比べると水道水も美味しいですね。というのは、えだまめの家の水道水は、地下水を近くの浄水場で処理されたもので、もともとミネラルが豊富でまろやかなのです。贅沢なことです。

普通の水道水ならもう少し味の違いがあるのかもしれませんね。

水栓について

ビルトイン

我が家は通常の水栓とは別に浄水器専用の単水栓をとりつけました。

お手持ちの水栓やお好みの水栓にも取り付けることができるはずですが、シーガルフォーも3種類の水栓を販売しています。

我が家はそのうちのGROHE(グローエ)社製のものを選びました。

左側の混合水栓と描くカーブが似ていて、といってデザインは少し違って、並んだときに親子のようなバランスで気に入っています。

⬇️この2 つは日本のKVK社製です(写真はシーガルフォーのサイトより引用)。

左は浄水用単水栓。右側は浄水兼用混合水栓、つまり、これ1つで浄水と水道水(お湯と水)が使えて、シャワー機能もあるようです。

水栓1つで済むのもとっても便利そうですね。

毎日何度も使うものですから、好みの水栓を探してみてください。

据え置きタイプ

ちなみに、据え置きタイプなら、簡単に後付けもできます。

⬇️こんなのです。

コックをひねると浄水が出ます。実家で使っていますが、給水のホースが届く範囲であれば少し移動することができるので、意外と便利です。

しかも簡単に取り付けられるので、慣れた方ならご自分で取り付けられると思います。

ちょっと後悔していること

後悔しているポイントとしては、ここにもフットスイッチ をつければよかったということです。

浄水器を使う場面は、野菜を洗ったり、お米を研いだり、お鍋に水を入れたり、、フットスイッチがあれば・・・と思ってしまいます。

ただ、水栓をシンクの端につけたので、こうやって水栓を横に向けるとキッチントップに置いたボウルや鍋に水を入れることができます。

どうしても面倒な時は、普通の水栓のお水を使ってしまっています。せっかくの浄水器ですが、つい楽なフットスイッチ に足が出てしまって。。。

またキッチンをリフォームしたり修理するときがあれば、ついでにお願いしてみようかなと思っています。