お隣の韓国では暑気払いのために参鶏湯を食す習慣があるとのこと。日本でいう土用の丑ですね。コロナが席巻しているこの夏は、薬膳スープで免疫力up!栗と高麗人参が手に入らなくても、とっても美味しくて栄養たっぷりの参鶏湯が作れました。
材料
- 丸鶏(処理済) 1羽
- もち米 1合
- 白ネギ 半本〜1本
- にんにく 3〜6片
- 生姜 1〜3片
- 乾燥棗 3〜6個
- クコの実 大さじ1
※以下あれば
- 剥き栗 3〜6個
- 高麗人参 1〜2本
⬇️高麗人参はスーパーではなかなか見かけませんが、amazonで手に入るみたいですね。
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丸鷄の大きさとお好みによって、材料の量は適宜調整してください。
今回は2kgの立派な鶏が手に入りましたので、それぞれの材料を多めにしました。ちなみに、えだまめはにんにくを沢山入れるバージョンが好きです。
作り方
材料の下準備
もち米
もち米をきれいに洗って、30分ほど水に浸したあと、ザルにあげて水を切ります。
※浸す作業は省いても問題ありません。時間がない時はそのまま進みましょう。
えだまめは、水に浸している間にその他の材料を準備して、準備できた時点でもち米をザルにあげます。なので実質浸している時間は10分前後かと思います。
丸鶏
えだまめはいつも調理済みの丸鶏を買っていますが、未調理のものを買われた方は頑張って処理してください。
⬇️内臓もきれいに処理されています。
丸鶏をきれいに洗って水気を拭きます。残っている血合いなどがあればここで綺麗にしましょう。
その他の材料
- ネギは鍋に入る大きさに切る
- にんにくは皮をむいておく
- 生姜は薄切りにしておく(お好みで細切りでも)
- 乾燥棗はさっと水洗いしておく
鶏に具を詰める
頭側を閉じる
・頭側の皮をぐいっと引っ張って、竹串でしっかり閉じておきます。
グサグサと直線縫いのように竹串を通し、尖った方をハサミで切ります。
タコ糸を使うやり方もありますが、こっちの方が簡単ですし、これで抜けたことはありません。
具を入れる
・まず、もち米の半量を入れます。
・次に、材料のにんにく、しょうが、棗のうち、1/2~2/3を入れます。鶏の容量に合わせてください。
・最後に残りのもち米を入れます。
※もち米は煮込むうちに膨らみますので、空間に少し余裕を持たせておいてください。多すぎるようならもち米は全部入れずに残しましょう。
お尻側を閉じる
お尻側も同様に竹串でグサグサと閉じます。
もち米がこぼれていますが、気にせず進みます。
煮込む
・鍋に丸鶏と長ネギ、残りのにんにく、しょうが、棗を入れます。もし入りきらなかったもち米があれば、それも入れてしまいましょう。
・丸鶏がすっかり浸かるくらいの水を入れます。
・弱火にかけて、アクをすくいながら2時間煮込みます。スープが減りすぎるようなら差し湯をしてください。
完成
鶏の出汁が美味しそうに出ているのがわかりますね。
鶏をほぐして器に盛り、クコの実を散らします。塩はお好みで加えましょう。
※土鍋などに移して食卓に運び、そこでほぐして取り分けてもいいですね。