お気に入りのフライパン

お気に入りの調理道具たち

業務用ガスコンロを使いだしてから、すっかり料理にハマっています。

週末は、昼過ぎからビールを片手に音楽を流しながらキッチンで過ごすようになりました。

意外にもこれがよいリフレッシュになっていて、週末が近づくと今週は何を作ろうかとワクワクしています。

そして、必然的にこだわりだしたのが調理道具です。お気に入りの調理道具を紹介してゆきます。

テフロンを卒業しました

テフロンのフライパンは本当に便利。

えだまめは、アサヒ軽金属のテフロンコーティングのフライパンがお気に入りでずーっと使っていました。

たとえば、玉ねぎを炒めるときなんか、くっつかないし焦げないので、ちょっと手を離して横で並行して違う作業ができるのがすごく助かっていました。

深さのあるタイプだと、肉と野菜を炒めて、そのままスープを加えて煮込みにも使えるので、鍋をもう一つ出す手間が省けますし。

各サイズ揃えて使っていました。

でも、テフロンにも欠点があります。

1つは、ある程度でテフロンがダメになること。何度も買い換えるのも手間ですし、テフロンを塗り直してくれるサービスもありますが、それも面倒。

2つ目は、高温の料理ができないこと。テフロンが傷んでしまうので、温度は低めにしないといけません。なので、どうしてもソテーや炒め物は肉や野菜が水ぽくなってしまいます。※えだまめは、気にせず好きな温度で使用していたのでテフロンの傷みが早かったというのもあります。

せっかくパワフルなガスコンロにしたのに、これでは宝の持ち腐れ。

ということで、テフロンを卒業することにしました。

えだまめのフライパン4選

  • 1. DeBUYERの鉄製フライパン(28cm)
  • 2. LODGEのスキレット(23cm、27cm)
  • 3. dancyuの鉄パエリア鍋(28cm)
  • 4. ふるさと納税でもらった銅製フライパン(27cm)

そう、全部、鉄か銅。

よく考えてみれば、料理番組やグルメ番組などに映り込んでいる料理店の厨房ではアルミニウム・鉄・銅・ステンレスなどのフライパンや鍋が活躍してて、テフロンなどでコーティングされているものはあまり見ないような気がします。

おいしく・早くできて・丈夫な道具だからこそ、厨房で活躍しているのです。

ならばやっぱり家庭でも同じように道具にこだわりたいものです。

お世話になったテフロンに別れを告げて、むき出しの鉄と銅を使い始めました。

テフロンじゃなかったら、焦げ付いたり、使い始めに慣らしをしないといけなかったり、手入れが面倒だったりするんじゃないのという皆さんの心配の声が聞こえてきそうですが、実はお手入れは思っていたより簡単なんです。

まず、洗剤は不要で、ゴシゴシとたわしで汚れを取ればOK。水気を取ったら、使い古しの油を塗るだけ。一番最初の慣らしも、火であぶって表面の酸化防止剤を飛ばして、油を引いてクズ野菜を炒めるだけで、5分もかかりません。

管理方法がたったこれだけしか違わないのに、料理の美味しさは格段にUPします。

例えば、目玉焼き

子供の頃から目玉焼きといえば、熱したテフロンフライパンに卵を割って、水を入れてふたをしてしばらく待ってできあがりでした。ちょっと水っぽいけど、ゆでて焼いてるような感じで、焦げない。それが普通と思っていました。

ただ、あるときホテルの朝食のバイキングで出てくる目玉焼きが水っぽくないし、なんだか底がパリッとして、自分の作る目玉焼きと全然違うことに気がつきました。なるほど作っていところをよくみてみるとフライパン3つくらい駆使して水を使わないで焼いてましたね。

さっそく家に帰って、DeBUYERの鉄フライパンで水を使わず、作ってみたら、焦げずに底はパリッと白身はキュッとしまって黄身はトロッといい感じに焼けました。熱した鉄フライパンに卵を割って白身がプチプチ言い始めたら火を止めてふたをする。あとは黄身が固まらないように見張りつつ好きなタイミングでできあがり。ホテルと一緒のやつができました。

もう一つ、ぜひご紹介したいのが、焼き餃子です。

餃子は焼きが命、全ては焼き加減です。底の皮が少し焦げ目がつくくらいパリッとして1列が全部くっついてて、中がジュワーとなっているのがbestですよね。皮がフライパンにこびりついて中身と上の皮だけしかすくえなかった時の悲しみは筆舌に尽くし難いものです。フライパンと自分に対する怒りが抑えられないくらいです。

えだまめ家ではまだ皮とタネから作るほどの心意気はないので、駅前の餃子屋さんで生の餃子を買ってきて冷凍しておいて、冷凍状態から焼き始めます。透明のふたをして焼き加減を見張りたいので、これもDeBUYERの鉄フライパンで作ります。しっかり熱して油を引いたら列ごとにくっついて冷凍された餃子を並べます。すかさず少し多めにお湯を投入してふたをして中火でじっくり待ちます。お水じゃなくてお湯なのがミソで、水だと皮をフライパンに持っていかれます。中身がプクプク熱せられているようになったら火が通ってるので、あとは好きな焼き加減になるようにたまに裏を見ていい感じの時にヘラですくって完成です。

白味噌、赤味噌、酢醤油、砂糖、ラー油で作ったミソだれで食べたら最高です。かつて神戸の餃子屋さんで食べたようなクオリティに仕上がっています。無限ビール間違いありません。これがいつでも家で味わえるなんて鉄に感謝です。テフロンじゃカリカリにならないんですよ、たぶん。

いつかは皮とタネから自分で作ってみたいものです。