ハイパワーなレンジフードのおかげで室内で七輪を楽しむ

機種

選んだ理由

業務用のガスレンジでしたので、通常の家庭用のレンジフードでは換気量が足りません。

ガスレンジの発熱量に見合った換気量が必要になります。

その辺りは難しいので設計士さんにお任せし、選んできいただきました。

よかったところ

見た目がスッキリ

壁に埋め込まれていて、とてもシンプルです。

頭上にドーンと据えられるのをイメージしていたので、あまりにスッキリしていて驚きました。

どうなっているかというと、⬇️のようにファンが屋外にあるのです。

アンクより引用

しかもフード部分がガラスなので、余計に閉塞感がありません

とにかくパワフル

説明書に全く同じ型式が載っていないのですが、同じワイドタイプのものを見ると、おそらく風量は1680/1,980m3/hだと思います。

例えば、Panasonic「レンジフード・換気扇総合カタログ2021」のトップに載っている⬇️機種(=一般的に流通しうる仕様と考えて)では、換気風量420~130m3/hと記載されています。

「レンジフード・換気扇総合カタログ2021」より引用

つまり、一般的な家庭用換気扇の4倍以上のパワーです。蒸気も煙もどんどん吸い取られていくのが目に見えてわかります。おかげで、ニオイが気になることもありません。

室内で七輪ができる

このレンジフードのおかげで室内で七輪ができるようになり、食生活のQualityが格段に向上しました。

⬇️この横長七輪は、ガスレンジの奥のヒートトップにちょうど収まります。

秋は七輪で秋刀魚を焼くのが週末の定番メニューになりました。

冬にはカニを買ってカニみそを。これは小さい七輪で。

しいたけも、七輪で焼くと100倍美味しくなります。少し塩を振って焼いてから、すだちを付けていただくのが定番です。

庭で七輪をするとなると、テーブルと椅子のセッティングや、暑かったり寒かったり、虫が気になったり、、結構ハードルが高いのですが、部屋で七輪ができるようになって、手軽にとても贅沢な時間を過ごせるようになりました

音が静か

パワフルなレンジフードだとゴオ〜っという音を想像しますが、そんなことは全くありません。

静かにザーという音がしていますが、生活音に紛れてしまうほどです。実際、つけているのを忘れて消し忘れることがよくあります。

操作が簡単

スイッチはこれだけ。ただ回すのみ。

こういうシンプルな作りは故障も少ないので助かりますね。

高気密住宅の場合

えだまめの家は高気密住宅です。ですので大量に排気をした場合に給気が不十分となり、屋内が負圧となってしまいます。そのために別途給気口を取り付ける必要があります

で囲っているのが、電動給気シャッターになります。

  • メーカー:三菱電機
  • 型式  :P-21QDL6-BL

これはレンジフードのスイッチと連動して勝手に動くので、特別な操作は要りません。

気になる点

レンジフードは、使用していないときは前面の蓋を閉じることができます。とはいえ、単なるステンレスのカバーなので、ここでかなり気密性能を低下させているのではないかと思っています

レンジフードを回すと直接外気と給排気されることになり、そこでは熱交換器なども介さないので、より気密性を失っている気がします。

あまり気にしないようにはしていますが。

まとめ

家づくりの時点で、レンジフードについて特にこだわりを持っていなかったのですが、こんなに生活を向上させてくれるとは思ってもいませんでした。

このシンプルさですごいパワーを持っている、そのギャップが自慢です。