憧れのオーダーメイドキッチン
いろんな想いをぎゅっと詰め込んだ夢のキッチン
キッチンを作るって考えるだけで最高に楽しいし、ワクワクします。
でも実際に考え始めると、広さ・間取り・何型にするか・ワークトップ・コンロ・調理機器・キッチンのフローリング・換気・ガスなど考えないといけないことは山ほどあります。
決めなきゃいけないことが少なくとも100項目以上はあるのでもう何が何やらわからなくなって結局、システムキッチンにしたり、ハウスメーカーに勧められるままに決めちゃったり、、、しないでください!!
妥協しないで理想通りの魅惑のキッチンを作りましょう!
そのためには上に書いたような設備に関する細かなことをそれぞれ考えるのではなくて、まず、生活におけるキッチンの位置付けというか、キッチンで何をやりたいか・キッチンでどんな風に過ごしたいか・料理を親子で楽しみたいか、そんなことから考え始めるとおのずと細かなことが決まっていくと思います。
キッチンで何がしたいかが最も重要なことだと思います。
えだまめ家では新築するにあたって、一番こだわったのがキッチンでした。
我が家がどのようにしてオーダーメイドキッチンを作り上げていったか、その過程をご紹介します。
新築やリノベーションを考えていて、キッチンをどうしようかと悩んでいる人にとって少しでも参考になればと思います。
キッチンのコンセプト
キッチンで何をやりたいか、これが一番大切です。
これがはっきりしていれば、どういうキッチンにしていけばいいか順番に決めていくことができます。
例えば、共働きで家族全員が一緒にいる時間が少ないから、食事の時間を大切にしたい、ということであれば、
「あまり時間をかけないで少ない手間で料理を作る」ということになるでしょうし、
専業主婦だから料理にはこだわって美味しいものを作って家族みんなでにぎやかに晩ごはんを食べたいということなら、
「さまざまな調理道具を使ってじっくり料理を作る」
「子供と一緒に料理やお菓子を作る」などのコンセプトが出てくると思います。
我が家のキッチンのコンセプトは「家族や親戚や友人が集まってにぎやかにおしゃべりしながら料理を作る」です。
夫婦ともに料理は好きなので調理に時間をかけることはいとわないのですが、共働きなので平日はなるべく短時間で料理を済ませて、週末にゆっくり料理をするというスタイルです。
クリスマスや誕生日などに親戚や友人と集まってワイワイするのも大好きなのでそれなりに大人数に対応できることも必要でした。こんなコンセプトから、うちのキッチンに必要なものを思い浮かべると以下のようになりました。
- 人がすれ違えるスペース
- ダイニングと近い
- 作業台が複数
- 流しが複数
- コンロの数が多い
- 食器洗浄機
- たくさん入る冷蔵庫
これに基づいて間取りや設備などを決めていきました。
広さ、配置
コンセプトが決まれば、ダイニングとの配置を考えます。
コンパクトなⅠ型、二列になったⅡ型、L型、コ型、アイランド型などさまざまな形状があって、ダイニングとどのようにつなげるかも自由に考えれらるところが新築の良さですね。
うちはLDKで28帖、そのうち8帖をキッチンに割り当てました。L型にして、ダイニングに面していて仕切りはなし。
流しをダイニングに面して配置したのでシンクを使っていると正面にダイニングがあってダイニングの人と話しながら作業ができます。
広い作業台が必要だったのでアイランドも作ってその一部に小さめのシンクをつけました。
これで、L型メインキッチン+アイランドキッチンに定まりました。
2人ですれ違える必要があるので通路スペースは90-95cmとしました。
ワークトップ、壁
コンロや作業台の表面をワークトップといってさまざまな素材があります。
ステンレス、メラミン、人工大理石、タイルなどがあります。
そんな中でいろんな雑誌や本を読みあさっていて、「casa brutus 完全保存版!理想のキッチンの作り方」という本に載っていた料理家の細川亜衣さんの自然素材とステンレスを組み合わせたキッチンが素敵だなと思っていました。
多くのモデルハウスやLIXILやPanasonicなどのメーカー展示場にも何度も足を運びましたが、既存のシステムキッチンでは心が動かされるようなものには巡り会えませんでした。
これはもう自分たちでオーダーメイドで作るしかないと、心に決めました。
その他の設備としては妻の希望もあって、業務用コンロ+業務用冷蔵庫+業務用食洗機+シンクをL型に配置することにしたのでこれらの天板を全てステンレスで覆う必要がありました。そもそもそんなことできるのか、オーダーメイドだからできるはずといろんな業者を探してフジマックさんに頼みました。理想通りのいい感じに仕上げてもらいました。
壁についてはもちろん細川さんのキッチンを参考にしてレンガを貼りました。
出来上がりはこの写真のような具合で本当に満足いくものができたと自負しています。