ランドリールームはどこに作るかが一番重要です

共働き家庭ではランドリールームは必須です。何より大事なのは、スペックでも広さでもなく“場所”です。それによって家事の動線が一気に変わってきます。何を優先するかをよく考えて間取りを考えることをおすすめします。

我が家の洗濯事情

洗濯乾燥機をフル活用

とにかく洗濯物が多くて、毎日3回は洗濯機を回していました。保育園は毎日何度もお着替えがあって、パジャマを入れると1日4~5着。プールの時期はそれに水着とタオルが加わります。

タオル類は毎日洗いたてのふわふわを使いたいので、それぞれのバスタオルやタオル。家で使うパジャマに大人の服・・・。。

やりくりするために、洗濯乾燥機でやりくりしていました。こちらが相棒です。

panasonicのドラム式洗濯乾燥機です。容量は洗濯9.0kg、乾燥6.0kgと購入当時としては大容量でした。

これを使って、⬇️1)→2)→3)→4)→1)・・と毎日やりくりしていました。

  1. 1) まず帰宅後に、朝に洗濯乾燥機にかけておいたものを取り出します。
  2. 2) そして、乾燥機にかけたくないもの=洋服などのデリケートなものを洗濯機にかけます。そして洗い終わったら部屋干し。
  3. 3) 次に乾燥機までかけられるもの=タオルなどを洗濯・乾燥にかけて、そのまま朝まで放置。
  4. 3) 朝起きたら昨日入れておいた洗濯物が仕上がっているのでそれを取り出します。
  5. 4) 最後に昨夜のバスタオルや朝に脱いだパジャマなどを洗濯・乾燥にかけて家を出ます。

このように、洗濯乾燥機に放り込んで、そのまま寝たり仕事に出かけても、ちゃんと乾燥まで仕上げてくれるのが洗濯乾燥機のメリットですね。

洗濯物は屋内に干す

昔から、洗濯物を外に干すのが嫌で、大学生の一人暮らしの時から乾燥機を使っていました。排気ガスや虫も気になりますし、なにより面倒で・・・。

それに日中は仕事です。途中で雨が降ってもどうしようもありません

なので、屋外に洗濯物を干すということをしたことがなく、その選択肢はありませんでした。浴室乾燥機を使って浴室に干すという選択肢もありますが、我が家はお風呂のタイミングもバラバラ。夜中に入ったり朝にシャワーを浴びたりするので、浴室には干せません

そこで、洗濯してその場ですぐ干せるような洗濯室が必要でした。

洗濯室の設計図

間取り図

これがランドリールームの間取り図です。

動線を考えて

ランドリールームは、配置が最も重要だと思っています。それによって家事の動線が決まってくるからです。

⬇️のようにキッチン-ランドリールーム-クローゼット-脱衣室と全て連続していれば最高です。

脱衣室から洗濯物を回収して、洗濯して干して、それをクローゼットにしまう、という一連の動作に無駄がなく、またキッチンと連続していることでキッチン業務と並行して進行させることができます。

でも、限りある敷地でなかなか思うようにスペースがとれません。何を優先するか考えた時、我が家ではキッチンとの連続性を選びました

理由としては、脱衣室からの洗濯物の回収、クローゼットへ洗濯物をしまう、という作業は1日のうちにそんなに何度もすることはなさそうだったからです。おそらく朝と夕の2回くらい。

一方、ランドリールームでの作業は、洗濯機にかけたり、干したり、アイロンをかけたり、畳んだり、と多く、ランドリールームへ何度も出入りする必要があります。そこで、洗濯室へのアクセスを一番に考えた時、キッチンと連続させるのが一番だという結論に至りました。

広さ

2730×2502.5mm、4畳くらいです。

図の赤いラインは洗濯竿を支えるボードになっているので、青いゾーンは実質は廊下になっており、実際の有効面積は4畳より狭くなります。

⬇️この木のボードが図の赤いラインです。

完成前は、4畳だと少し狭いかなと思っていたのですが、仕上がってみるとかなり広い印象です。

もう少し狭くてもランドリールームとしては十分だと思いますが、この広々としたスペースが贅沢で気持ちいいですね。

隠せるように

ここは絶対に散らかる場所なので、来客時などに隠せるように扉をつけました

⬇️扉を開けた状態の写真です。左は廊下側から、右はキッチン側から撮影しました。

結構丸見えです。特にキッチンとリビングが続いているので、リビングからも丸見えになります。

⬇️それぞれ扉を閉めた状態です。

いざとなれば、全てをここに放り込んで閉めてしまえば、誤魔化してしまえます(笑)。

それに、匂いの気になる料理をするときは閉めておいた方が安心ですね。

普段は全て開けっ放していますが、扉はつけておくことをお勧めします

ランドリールームの細かい作りについてはまた次で。